宮崎市生目の杜遊古館

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遊古館2.png 標高約25mの緑豊かな丘陵上にあり、100mを超える古墳時代前期の前方後円墳3基を含む南九州を代表する国指定史跡「生目古墳群」。その麓に建つ宮崎市生目の杜游古館は、生目古墳群のガイダンス施設としてだけでなく、発掘された埋蔵文化財の調査・保管や、古代体験や各種イベントを行う体験学習など、多彩な役割を備えています。「まずは一度足を運んでみてほしい」と語る館長の永井淳生氏に、今回は同館の魅力を伺いました。


遊古館外観.png

開館の目的は。

永井 宮崎市制70周年の記念事業の一環として、生目古墳群周辺の整備事業が行われ、「生目の杜運動公園」の開園に続き、平成214月に「生目の杜遊古館」が開館しました。当館には、遺跡から出土した資料の調査や保管等を行う埋蔵文化財センターと、レクリエーションや調理など様々な体験ができる体験学習館が併設されており、生目古墳群をはじめとした古代から続く宮崎の歴史を知ってもらう、また体験学習を通して子供達の「生きる力」を身につけるという目的のもと設立されました。


施設の特徴を。

永井 「生目古墳群」のガイダンス施設として、当館のキャラクター「ハニィ」のモデルになった珍しい壺型の埴輪を含む、数万点もの埋蔵文化財を展示しているほか、南九州特有の墓制である地下式横穴墓を紹介するミニシアターの上映も行っています。また、展示室の背面はガラス壁で仕切られた収蔵庫となっており、出土品と収蔵庫を同時に見ることが出来る巨大な展示ウォールケースとして活用しています。

 体験学習館については、古代体験を行う工房や、各種イベントを行う多目的室、野外炊飯が可能な炊飯棟等を備えており、親子向けに様々な体験学習を行っています。


施設.png

新しい展示室がオープンしたそうですね。

永井 昨年閉館した「みやざき歴史文化館」の収蔵品を当館に移行することに伴い、新たに3つの展示室を増設しました。展示室1は、宮崎市の旧石器時代から近現代に至るまでの時代を9つのブースに分けて配置し、各時代の象徴的な資料展示に加え、映像も駆使して分かりやすく解説しています。展示室2は、昨年9月に国の重要文化財に指定された「下北方5号地下式横穴出土品」をメインに、地下式横穴墓の詳細な解説を行っています。展示室 3は、季節ごとの企画展を行うフリースペースとして、現在は日本遺産の構成文化財である国史跡「蓮ヶ池横穴群」を紹介しています。


館内施設.png

イベントや講座も行っている。

永井 常設イベントとして勾玉・土笛・埴輪づくりを土日祝日に行っているほか、様々な体験学習を企画しています。

また、各分野の専門家を招聘して様々な切り口から歴史を読み解く各種講座も行っており、古文書講座や歴史文化講座など、他ではあまり接することのできない当館独自の内容が好評で、口コミでじわじわと人気を集めています。イベントや講座の詳細はぜひホームページをご覧ください。


最後に今後の展望を。

永井 県内で初めて日本遺産に認定された生目古墳群や、重要文化財に指定された下北方5号地下式横穴墓の副葬品など、素晴らしい歴史遺産は一見の価値ありです。古墳には直接登ることもでき、教科書や文献からだけでは得られない宮崎の歴史を、目で、耳で、足で、ご体感いただけます。「歴史は難しそう」と構えずに、どなたでも楽しんでいただけるようなイベントや講座を多数開催しておりますので、ぜひお気軽にご来館ください。


ご協賛の企業様

株式会社 丹青社 様

株式会社 生目設備 様

株式会社 赤木防災 様

株式会社 児玉グリーン建設 様

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