ひむかおひさまネットワーク

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 全国で設置や普及が進む太陽光発電について、今日はNPO法人ひむかおひさまネットワーク代表の下津義博氏に話を伺いました。

■立ち上げの経緯

―立ち上げの経緯は。

下津 11年前、温暖化の原因となる炭酸ガスを出さない自然エネルギーの使用を目的に、自宅に太陽光発電を設置しました。当時は発電量1㌗の設置費用が約100万円でしたので、検討していた3㌗では300万円となり、高級車が一台買えるほどの高額な買い物でした。しかし、いざ検討しようにも、当時はインターネットもあまり普及していない中、太陽光発電に関する情報の入手も難しく、相談できる場所もほとんどありませんでした。ならば自分の経験を活かして情報を発信していこうということで、平成15104日に当会を立ち上げました。

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■活動内容

―活動内容は。

下津 自然エネルギーに関する情報の普及活動や相談受付、講座・セミナーの開催等を行っておりますが、太陽光発電に関する情報は未だ不足しているのが現状です。例えば見積書に記載された減価償却年数に関して、現在は固定買い取り制度によって電力会社が最長20年間1㌗を38円で買い取りますが、産業用発電の全量買取制度と違い、家庭用の場合は約3割と言われる自家消費分を除いた7割の余剰電力分が買い取りとなります。しかし販売業者によっては全量買取として見積りを行う場合があり、知らずにいると損をすることがあります。

 もう一つ覚えておいてほしいのが、パネル選択の基準は発電効率ではなく、パネルの安定性、つまり故障しないということが最大の基準です。太陽光発電も車などと同じ工業製品ですので、故障の可能性は0ではなく、パネルを30枚設置した場合、1枚が破損する可能性は10%程と言われ、特に影部分があると劣化が早くなると言われています。発電効率の差は設置面積が狭くなるということだけですので、ぜひこうした事実をきちんと理解したうえで検討してほしいと思います。

―子ども達向けの講座もある。

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下津 太陽光発電に関する適切な知識を身につけてもらおうと、小・中・高・一般の方向けへの自然エネルギーや環境等をテーマにした出前授業も行っております。先日は、川南町でこどもフェスティバルを開催し、太陽光電池で走るバッテリーカーを親子一緒に作りました。

―こうした地道な活動が認められ賞を受賞した。

下津 先日、一般財団法人新エネルギー財団の主催する新エネ大賞で、当会の太陽光発電を中心とした新エネルギーの普及活動が評価され、審査委員長特別賞を受賞しました。こうした賞を受賞できたのは、皆さまからの温かいご支援のお陰であり、また宮崎県が太陽光発電の普及率全国3位である、などの様々なバックボーンが揃っていたことに違いありません。非常にありがたく、今後の活動の大きな励みにしていきたいと思います。

―今後の展望を。

下津 数ある自然エネルギーの中でも、一般的に太陽光発電の普及率は高く、金額もその他の自然エネルギーと比較すると安価な方です。環境に良いことはもちろん、電気の自給率向上にも寄与しますので、当会としてもぜひ推進していきたいと思います。一方、設置後に「失敗した」とならないよう、メリットだけでなく、リスクやデメリット、さらに今後直面する撤去問題などの情報を正確に提供し、正しく理解したうえで設置を検討してほしいと思います。ご相談等はいつでも受付けておりますので、お気軽にご連絡下さい。

―ありがとうございました。(酒井里佳)

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