宮崎市佐土原歴史資料館

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 先端産業が集まる工業の町佐土原。しかしその一方で、歴史の町としての顔も併せ持つ。そんな佐土原町の歴史資料が収蔵されているのが宮崎市佐土原歴史資料館であり、施設の一部である鶴松館においては今年開館20周年を迎える。そこで、今日は館長の杉尾一雄氏と、鶴松館ガイドの方々に色々と話を伺った。
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■施設の概要

―施設の概要を。

杉尾 当館の位置する佐土原町は、鎌倉・室町時代、伊東氏の統治下で日向の都として大いに繁栄し、その時代、大光寺の建立や巨田八幡宮の修造など、現在国の重要文化財に指定されている建物が数多く建造されました。その後、島津氏の領有によって佐土原三万石の城下町として、当時は、九州でも珍しい天守閣を有する山城(本丸)が山上に築城されていましたが、寛永2年には山下の二の丸へと転城、その後広瀬地区への転城中に廃藩置県によって広瀬城は幻の城となりました。

 こうした佐土原町の歴史の変遷を後世へと受け継ぐべく、平成561日に宮崎市佐土原歴史資料館が誕生しました。

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―施設の特徴を。

杉尾 当館は鶴松館、出土文化財管理センター、商家資料館「旧阪本家」の3つの施設からなります。

鶴松館は、佐土原城二の丸居館の一部を復元して建築され、平成5年に開館しました。館内は京都の二条城を模した造りとなっており、大広間や書院には、実際の戦に使用された鎧や、掛け軸・屏風等の島津家の調度品、佐土原人形、その他佐土原町の歴史にまつわる様々な資料が展示されています。なお、鶴松館では土日祝限定で、ボランティアガイドの方々が館内の詳しい案内を行って下さいます。

鶴松館に隣接して平成7年に開館したのが佐土原出土文化財管理センターです。ここは以前「御普請所」と呼ばれる藩内の土木建築を管理する事務所のあった跡地に建てられており、センター内は佐土原の歴史に関する出土遺物や民芸工芸品等が展示・保存されています。

 平成13年には、町民から寄贈された、味噌や醤油の製造販売を行っていた商家を改装して商家資料館「旧阪本家」を開館しました。出来るだけ当時の状態を維持しつつ、商売に関する資料等を展示しています。

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■今後の展望

―今後の展望を。

杉尾 当館は今年の6月で開館20周年を迎えます。69日には記念事業として様々な催しを開催予定ですので、この機会にぜひ多くの皆さんに足を運んで頂き、当館をご利用して頂けたらと思います。また、現在当館の向かい側では公民館や物産館等の機能を有する「(仮称)城の駅」の建設が進行しています。来年オープンを迎えるということで、今後タイアップ企画等を検討しながら、佐土原町全体の振興を図り、歴史ある「佐土原」を後世に継承していきたいと思います。

―ありがとうございました。(酒井里佳)

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