公益社団法人宮崎県看護協会

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  看護の基礎を築いたフローレンス・ナイチンゲールの生誕日にちなみ、1990年に制定された「看護の日」。看護職への理解を促し、その重要性を認識してもらおうと、県内各地で様々なイベントが行われます。そこで今日は、看護の日に先立ち、公益社団法人宮崎県看護協会会長の境孝子氏に、看護にまつわる様々なお話を伺いました。

■看護の日とは

 超高齢化社会を迎える日本を支えるためには、看護の心や助け合いの心を広く国民全員が分かち合うことが必要です。このことを誰もが認識するきっかけとなるように、看護の祖であるフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、平成2年より「看護の日」として512日に制定されました。ナイチンゲールは、心や体が病む人の生命力を消耗させるものをとにかく最小限に抑え、今では当たり前となった換気や手洗い、十分な栄養を与えるなど、看護の重要性を最初に確立した人であり、私達看護師の目指すべき姿です。

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■みやざきナースtoday

 看護の日からの1週間を看護週間として、今年は「看護の心をもっともっとみんなの心に!」をサブテーマに、県民の皆様が気軽に看護に触れていただける機会の創出を目指し、県内7会場にて健康相談や心のケア、血圧や体脂肪の測定等様々な催しを行います。全イベントが参加無料ですので、ぜひ皆様お気軽にご参加ください。

■看護師不足

 実は世界と比較すると、国内の医師や看護師の数は諸外国とあまり変わりません。それでも看護師不足が叫ばれているのは、病院数が多いために、看護師が各病院に散ってしまうからです。特に宮崎県は看護師受給県として、毎年多くの看護師を輩出しますが、約半分が県外に流出してしまうため、県内の看護師確保が急務となっています。そのため、昨年より宮崎県立看護大学と協力して様々な取り組みに尽力しています。その一環として、来年を目途に、感染症看護に特化した認定看護師を養成するコースの設置を現在企画しており、これが叶えば九州初のコースとなります。

■看護師の重要性

 患者ケアの最前線にいるのが私たち看護師です。命を守る仕事には都会や田舎、病院や在宅などの場所は関係なく、目の前に病む人や、看護を必要とする人がいれば、看護師の判断で早期に異常を見つけ、適切な医療が迅速に提供できるよう医師との報告・連絡・相談を確実に行い、連携をとりながら患者の命を守ります。特に近年は様々な福祉施設が乱立し、福祉に携わる人々も増える中、医師をチームリーダーとした他職種でのネットワークが必要となり、医師や福祉従事者、そして患者の間に立って命を繋ぐ橋渡し役として大切な看護師の重要性を、ぜひもっと多くの方々にご理解頂きたいと思います。

■看護学科の新設

 看護師の道を目指すには、看護大学や3年過程の看護専門学校に入学するのが一般的ですが、他にも5年過程コースや準看護師コースなど様々な過程があります。そんな中、今年の4月より延岡市の聖心ウルスラ学園に5年一貫の看護科が新たに設置され、平成27年には西諸地区に新しく3年過程の看護学科が設置される予定です。他地区同様、西諸地区や延岡地区も看護師不足が顕著なため、新たな学科や学校の設立はきっと地域医療の向上に役立つと思います。

■今後の展望

 今年の41日より宮崎県看護協会は公益社団法人へと変更し、気持ちを新たに新年度を迎えています。これからも、県内7900名を超す看護師の皆様が安心して仕事を続けられるよう、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の整った職場環境の充実とともに、さらなる看護の質の向上を目指し、広く県民の皆様の健康・命を守るという大役を全うするためにも、協会として全力でサポートしていきたいと思います。

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