5月31日は世界禁煙デー

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毎年531日はWHOが制定した世界禁煙デーです。今年は公益財団法人宮崎県健康づくり協会健康推進部部長浜田恵亮氏に、喫煙が及ぼす健康被害等について伺いました。

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■たばこの有害性

―たばこがもたらす害とは。

浜田 たばこにはタール、ニコチン、一酸化炭素など約6000種類もの有害物質が含まれており、喉頭がんや肺がん、食道がん、また近年世界の死因4位となっているCOPD(慢性閉塞性肺疾患:肺が溶け自力での酸素吸入が不可となり酸素ボンベが必須となる)、心筋梗塞、脳卒中、メタボリックシンドローム、糖尿病、妊婦さんの低出生体重や乳幼児突然死症候群など、挙げるときりがない程の多くの健康被害があります。たばこは麻薬の次に依存性が強いと言われ、喫煙はニコチン依存症と名のついた病気であり、「吸いたくてイライラする」のは禁断症状の一つです。

―受動喫煙も問題になっている。

浜田 喫煙をファーストハンドスモーク、受動喫煙をセカンドハンドスモーク、さらに近年は喫煙時の有害物質が壁や絨毯に付着し、それを吸うことによるサードハンドスモークの危険性も提唱されています。たばこの煙は半径20mに広がりますので、例えば換気扇の下やベランダでの喫煙も室内にいる家族にとっては受動喫煙となってしまい、喫煙者と同様、肺がんやCOPD、心筋梗塞などにより、日本では約1万人が受動喫煙によって亡くなっています(日本禁煙学会調べ)。

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―未成年の喫煙。

浜田 未成年者の喫煙は依存が強く、中学・高校時から喫煙を開始した人は発癌率が急上します。家族に喫煙者がいる場合や、友達付き合い等によって喫煙者の6割が未成年から喫煙を開始しており、小学校高学年からの禁煙教育が必要だと言われています。

■メッセージ

―最後に喫煙者へのメッセージを。

浜田 喫煙は様々な病気の根源であり、がんの3割は禁煙によって防止できるとされています。医師と一緒に12週間のプログラムで行う禁煙外来の認知度も広がり、自分や家族の健康な人生の為に、ぜひ禁煙を開始してほしいと思います。最後に、「スタンフォードの自分を変える教室(著:ケリー・マクゴニガル)」の中に描かれている「望む力」をつくりだす方法をお伝えします。

①このチャレンジに成功したら、あなたにはどんないいことがありますか?

②このチャレンジに成功したら、あなたの他に誰の利益になりますか?

③このチャレンジは、たとえ今は大変に思えても、がんばって続けていくうちにだんだんラクになっていくと想像しましょう。

禁煙の成功は、あなたの健康はもちろん、家族の健康へと繋がり、そして今頑張れば(禁煙外来では)3か月後には禁煙できるのです。ぜひ私達と一緒に頑張りましょう。


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