ノロウイルスの感染を防ぎましょう!

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 毎年冬になると感染者が急増するノロウイルス感染症。県内でもすでに発症が確認されており、カキなどの生ものを食べる際には一層の注意が必要です。
 今日は宮崎市健康管理部健康支援課課長の水浦広明さんにノロウイルスに感染しないための予防法を伺いました。

■ノロウイルスとは?

水浦 ノロウイルスは感染力の非常に強いウイルスです。例えば、ノロウイルスに汚染されたカキなどの二枚貝を生、あるいは十分な加熱がないままに食べた場合(食中毒)や、感染者の便や嘔吐物が手に付着して口に入った場合など、手や食品、物についたウイルスが口に入ると感染します。人によっては、感染しても発症しなかったり、軽い症状で済む場合もありますが、特に抵抗力の弱い乳幼児や高齢者は重症化することがありますので注意が必要です。なお、ノロウイルスによる食中毒は冬場にピークを迎えますので、特に今の時期は予防対策が必須です。

 

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■症状は?

水浦 1~2日の潜伏期間の後、下痢、嘔吐、吐き気、腹痛等の症状が現れ、1~3日で治まります。例え下痢等の症状がなくなったとしても、通常で一週間程度、長い時には一カ月程度ウイルスの排泄が続くことがあります。

 

■予防法は?

水浦 食中毒の予防には加熱と殺菌、感染の拡大を防ぐには便や嘔吐物の処理を確実に速やかに行うことがポイントです。ノロウイルスは特に予防が大切ですので、家庭での予防を徹底して下さい。

①手洗い

...帰宅時、トイレの後、調理の前、食事の前、オムツ交換後などには必ず石鹸で丁寧に手を洗い、タオルは共用せずに自分専用のものを使用して下さい。また爪は常に短く切っておくのがよいでしょう。

②食品等の衛生的な取り扱い

...食品は85度以上で1分以上加熱すればウイルスは滅菌するとされています。食材の十分な洗浄、加熱を行って下さい。また、まな板や包丁、食器、ふきんなどの調理器具も85度以上の熱湯で1分以上加熱するか、0,02%の家庭用漂白剤で浸すように拭き、10分後に水洗いをして下さい。なお、しまう場合には十分に乾燥させてからにしましょう。

③嘔吐物の処理

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...嘔吐物を処理する場合は、手袋等を着用して素手で触らないように気をつけながら、使い捨ての布やペーパータオルなどできれいに拭き取って下さい。嘔吐した場所には、0.1%に薄めた家庭用漂白剤をペーパータオルなどに染み込ませてから拭きます。拭き取ったものは、すぐに手袋等と一緒にビニール袋に入れて密封してから捨ててください。また、処理後はしっかりと手洗いをしましょう。

④洗濯(便や嘔吐物で衣類が汚れた場合)

...ゴム手袋等を着用し、流水で汚れを落とします。その後0.02%に薄めた家庭用漂白剤に30分ほどつけおきし、他の洗濯物と区分して洗ってください。

⑤入浴(下痢や腹痛などの症状がある時)

...入浴時は肛門部に石鹸をつけ、丁寧に洗浄してください。下痢が続く間は浴槽に浸からないようにし、症状が改善した後も、2~3週間程度は家族内で最後に入浴するようにしましょう。またバスタオル等の共用は避けましょう。

⑥消毒

...ウイルスが残りやすい便器やドアノブなどは、0.02%に薄めた家庭用漂白剤で拭き、定期的に殺菌します。その際は、手袋やマスク、エプロンなどを着用しましょう。

⑦早期の受診等

...腹痛、下痢、嘔吐等の症状がみられた場合は、自己診断で薬を内服するのではなく、早めに医療機関を受診してください。

これらの予防法を徹底し、ノロウイルスの感染をしっかり防ぎましょう。

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