みやざき歴史文化館

| コメント(0) | トラックバック(0)
みやざき歴史文化館.jpg

 宮崎市制60周年の記念事業として開館したみやざき歴史文化会館が、7月に開館20周年を迎えました。それを記念して、今日はみやざき歴史文化館について、施設の概要から今後の展望までを伺ってきました。

大仏達.jpg

―施設の概要を。

河野 当館は蓮ヶ池史跡公園内にあり、園内には昭和46年に国の史跡に指定された81カ所の横穴墓群が点在しています。これらを含めた公園整備を行う際、宮崎平野全体の歴史や文化を紹介するガイダンス施設を兼ねた資料館を、という計画から平成4年に当館がオープンしました。園内には当館を始め、鍛冶屋や厩、古代住居、石塔の原っぱ等が整備され、ゆっくりと自然を散策できる園路もあります。館内は1階が企画展示と昔の道具の展示、2階が考古歴史・民俗芸能・神話の三つを柱とした構成になっております。現在1階の企画展示コーナーでは、『アニマルヒストリー~動物と人の歩み~』を92日までの期間限定で開催中です。古来より人間と共に生きてきた身近な動物に焦点を当て、人との関わりの歴史を紹介しており、期間中は動物型のふわふわ遊具やミニプールも設置しています。その他季節ごとに様々な企画を行っており、今年の冬には『石塔と石仏が語る宮崎の歴史』を計画中です。

―施設の目玉は。

ばんくん.jpg

河野 当館には市内様々な場所から出土品や歴史資料などが収蔵されています。中でも宮崎県の重要文化財に指定されている宮崎市下北方の地下式横穴墓から出土した金のピアスや、勾玉を使用したネックレス等の展示は、来館者の方に非常に喜ばれています。また、2階には明治時時代の廃仏毀釈を免れた大仏が展示してあり、市内でこれだけ大きな仏像を拝観出来るのは珍しいと言えます。そして最近大変好評を頂いているのが、明治から昭和の高度経済成長期までの宮崎の風景を写した写真と地図の展示です。ご高齢の団体様や、御家族連れで来られた方々の懐かしがる声がよく聞こえてきます。

―今年は開館20周年ということですが。

河野 皆さまのお陰で今年の7月に開館20周年を迎えることが出来ました。そこで20周年特別企画展として、106日~122日の期間中、当館1階で「宮崎城と上井覚兼」展を開催します。意外と知られていませんが、南北朝時代、宮崎市には宮崎城が築城され、天正6年に城主となったのが島津家老中の上井覚兼でした。当時の宮崎を中心とする政治情勢や、芸能、信仰、生活様式等が細かに記された上井覚兼日記は、国の重要文化財に指定されています。同じく20周年記念ということで、宮崎大学教育文化学部の皆様にご協力頂き、上井覚兼が飼っていた南蛮犬をモチーフとした新キャラクター"バンくん"を今回新たに作成しました。当館の顔として、今後どんどん活躍の場を広げていきたいと思います。

―今後の展望を。

河野 宮崎市内にお住まいの方でも、宮崎の歴史を知る方は意外と少ないかと思います。もっと多くの方に興味を持ってもらえるような企画展・イベント等を随時開催していきますので、宮崎市の歴史を学びに、そして自然に触れに、ぜひ当館にお越しください。

 なお当館では企画展示やイベント運営のほか、一般の方々からの資料持ち込みも歓迎しております。特に現在、戦前・戦後頃の宮崎市の風景写真を募集中です。引越しや片付けの際に御一報頂ければお伺い出来る場合もありますので、ぜひご連絡頂ければと思います。

歴史館館長コメント.jpg

歴史館施設案内ー.jpg


Categories

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: みやざき歴史文化館

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.blog-journal.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/326

コメントする

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31