宮崎市漁業協同組合

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 「たらふく食う」「とどのつまり」実はこれ、魚に由来する諺って知ってましたか?
日常に使う言葉に使用されるほど、日本人の生活に深く根差す魚。その魚と私達の食卓を繋ぐのが漁協です。青島にある宮崎市漁業協同組合は、旬の魚が数多く水揚げされ、併設された食堂で味わうこともできます。
 今日はそんな宮崎市漁業協同組合の組合長 矢部廣一氏に色々と話を伺ってきました。

―宮崎市漁協の概要を。

矢部 元々青島地域には4つの漁協がありましたが、昭和45年、平成147月の合併を経て、現在の宮崎市漁協が誕生しました。当漁協には鮮魚の直売所と食堂「港あおしま」が併設されており、朝獲れの魚介類をその場で購入したり、食べることが出来ます。組合員数は正組合員が102名、準組合員が43名で、当漁協の許可事業は旧宮崎境域から日南市沖合までとなり、沿岸や沖合漁業含めて100隻以上の船を所有しています。

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―漁獲量は。

矢部 昨年でいうと、ビンナガマグロが最も多く約16万トン、次いでシラスが約8万トン、真アジが約65万トン他など水揚げされました。漁獲高では伊勢えびが最も多く、続いてキハダマグロ、メバチマグロの順となります。近年は全体的に漁獲量が減少しており、さらに魚価も漸減しています。そのため、伊勢海老と深海海老(アカス)に限り、収穫後に一旦全て当漁協で買い取り、漁獲量や市場の状況に応じて市場に卸すシステムを確立しました。これにより、漁業者には安定した収入を確保することができ、極端な魚価の下落を止めることができます。他の魚に関しては直接市場に卸していますが、近年ハモの価格が極端に低落したことを受け、自社内での加工販売用に、新たにハモの一括買い上げも始めました。

―現在ハモの加工には力を入れているとか。

矢部 先月16日からハモフェアを開催し、ハモの骨切りやすり身等を詰め合わせたセットを販売しております。宮崎ではあまり知られていませんが、関東・関西圏ではハモは高級魚として認知されており、詰め合わせセットの贈答は価格以上の価値があると大変喜ばれています。特に最近はうなぎの価格高騰も重なり、ゆくゆくはうなぎの代替品となるよう、ハモの加工販売にさらに力を入れていきたいと考えています。

―他にも独自の取り組みを行われているとか。

矢部 当漁協では水産資源の保護と増殖のため、現在伊勢えびやアワビ、ヒラメの放流を積極的に行っています。2002年からは沿岸で漁が可能な高級魚のカサゴも放流を開始し、

関係者から高い注目を浴びています。

―イベントのご紹介を。

矢部 現在のハモフェアに続き、今後は9月の伊勢海老漁解禁に合わせて伊勢えび祭りを開催する予定です。他にも、地引網のイベントや、観光協会とタイアップして食事と漁の見学をセットにしたツアーバスの運行も計画中です。

―最後に今後の展望を。

矢部 職員には「知恵を出し合う」「良いアイディアがあれば取り組む」ことを常に意識させ、実行させるようにしています。漁協内に食堂が開設された経緯も、私自身が理事の頃から絶えず必要性を唱え続け、組合長就任後にようやく実現させることが出来ました。例え小さなアイディアでも良い物は積極的に吸い上げ、より充実した漁協を目指していきたいと思います。さらに理想を言えば、漁業者の増加や漁業の活性化が最たる願いです。県内外から多くのお客様にお越し頂くことで青島の活性化を図るとともに、当漁協の特徴である地理的、環境的なメリットを活かして、九州一明るい漁協を目指していきたいと思います。

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