株式会社日向芝/有限会社ミキファーム<前編>

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 一面に広がるふかふかの芝生、たわわに実る真っ赤なライチ。「日本で唯一の商品」をモットーに、芝を生産する親会社の株式会社日向芝と、農産物の生産販売を手掛ける子会社の有限会社ミキファーム。今日はこの2社を経営する両代表取締役社長三木信雄氏に、前編・後編の二回に渡って話を伺った。
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―日向芝の沿革を。

三木 昭和43年、縁があって芝の生産を行う会社に入社し、ゴルフ場の芝を研究する研究所に配属されました。そこで芝の種類や養成方法などの研究を行っていたのですが、途中会社が倒産してしまいました。それを機に実家で芝の生産を行っていた父と、農家の方々と共同で日向芝を立ち上げました。これが昭和45年の出来事です。起業した翌年は芝の価格が高騰し、芝が足りないという嬉しい悲鳴をあげていましたが、それも長くは続かず、3年後にはオイルショックの影響から役員が父と私の二人だけにまでなってしまいました。しかしなんとかそこで踏ん張り、懸命に働くうちに次第に業績も上昇し、今はまた芝が足りない状態です。以前に比べると芝業界もずいぶん淘汰されましたが、弊社は変わらずに国内トップクラスの品質を誇る芝の生産を行っていると自負しています。

―芝の生産量は。

三木 総面積は130ha程ですね。ゴルフ場の芝面積でいうと4コース分ですね。これだけの面積で芝生産を行っているのは九州で当社だけですし、全国でも1社で100haを超える栽培は珍しいのではないかと思います。

―今後増産の予定は。

三木 芝の増産に関してあまり考えていません。というのも、例えば100ha1千万円の利益がある場合、倍の200ha2倍の売り上げがあるかと言うと、決してそうではないからです。それどころか労務管理の煩雑化や、芝の管理が行き届かなくなる等のデメリットが生じる恐れもあります。そのため、芝面積の拡大という視点ではなく、芝生の消費地である大阪・東京等の大都市近郊で新たに生産を始められないかという視点で協議を進めております。まだ模索中ではありますが、すでに幾度か現地視察も行っており、次の営業所開設の候補地として名古屋市を検討しているところです。

 

―ミキファーム設立の経緯を。

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三木 日向芝の設立後、諸問題によって農地の借用が難しいということが判明し、農産物の生産や販売を取りまとめる部門として、県内でも早い内に川南芝農園という農業生産法人を立ち上げました。以来しばらくこの法人名で活動していましたが、宮崎空港でマンゴー等を販売する際「なぜ芝の会社が果実販売を?」と卸先のお客様から質問されることが多く、もっと分かりやすい社名にしようということでミキファームへと社名を変更しました。設立当初はなかなか採算ペースに乗らず色々と苦労もありましたが、ありがたいことに今では次第に社名が認知され、「ミキファーム」として名の通る会社になりました。

―ミキファームで栽培している植物は?

三木 まずは芝生ですね。次に芋づる、玉ねぎの苗、ライチ、マンゴー2種、ドライブルーベリー、そして今年から生産を開始した里芋の種と続きます。特筆すべきはライチとマンゴーでしょうか。ライチの栽培を始めたきっかけはタイを訪れた際、生ライチの美味しさに感動し、この味を日本にも広めたいと思ったのが最初の動機でした。

―続きは後編をお楽しみに!

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