3月3日は耳の日です【補聴器について知ろう!】

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33日は「耳の日」です。そこで今回は耳の日にちなみ、音が聞き取りにくい方の強い味方、日常の様々な音の「聞こえ」を調節をして快適な生活を提供してくれる補聴器について、日本補聴器販売店協会宮崎県部会長の柞木英治さんに、色々と伺ってきました。

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■補聴器あれこれ

―まず補聴器の特徴を。

柞木 補聴器とは名の通り「聴こえを補う」機械で、例えば人のささやき声や、電話の呼び出し音、電車の音など、大小高低様々な音の中から聞き取りにくい音の聞こえを補い、より快適な生活を送れるようサポートするのが役割です。個人の聴力によって選択する補聴器の種類は変化し、また使用形態に合わせた様々なタイプが販売されています。

―種類は。

柞木 補聴器は大きく分けて3つのタイプがあります。一つ目は完全オーダーメイド式の耳あな型です。耳の中の形は十人十色ですので、ご本人様の耳の型を取り、その型に合わせた補聴器を作ります。このタイプは耳の中に補聴器を挿入しますのでほとんど目立たず、一見すると装着しているかどうか判別できない程です。二つ目は耳かけ型です。これは耳の後ろに補聴器をかけてイヤフック部分を耳の中に入れるタイプで、操作がしやすく、軽度から高度難聴に至るまで幅広い調整が可能で、また耳の型に関係なく使用することが出来ます。そして三つ目がポケット型です。これは補聴器本体とイヤホンを繋いで使用するタイプで、音の出力が良く操作も簡単ですが、本体がかさばってしまうのと、人によってはイヤホンコードを邪魔に感じる方がいらっしゃるかもしれません。

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―補聴器を使用するとどれほど聞こえるようになるのか。

柞木 実は聴力には、例えば視力検査のように明確に数値化できるような基準がありません。そのため、色々な音の聞こえ方を測定し、それに合わせて補聴器の機能を調整する必要があります。一般的に40代後半頃から聴力の衰えが始まり、加齢とともに高周波や低周波の音が聞こえづらくなります。ただ、この聞こえの度合いは人それぞれ差がありますので、まずは耳鼻科や補聴器販売店等で聞こえの測定を行うことが一番重要です。

―補聴器購入の際の注意点は。

柞木 補聴器購入の際には、聞き取り辛い音や難聴を感じた時期、そして医療処置の有無を確認する禁忌8項目など、本人の聞こえの状態を知る問診が大変重要です。これによりご本人様に合わせた補聴器の選択、調整を行いますが、最近ではネットや通販等で問診をせずに補聴器を購入する方法もあります。ですが補聴器はお一人お一人の「聞こえ」を左右する大事な機械ですので、ぜひご自身の聴力、生活状況等に合わせた物を選ぶようにして下さい。なお販売店によっては認定補聴器技能者と呼ばれる補聴器に関する詳しい知識を持つスタッフが常駐しておりますので、不安な点などございましたらお気軽にご相談下さい。

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―購入後のメンテナンスは。

柞木 補聴器の特性として水に弱いという点が挙げられます。そのため、洗顔時や入浴時、その他湿気の多い場所での使用は控えて頂き、就寝時には必ず購入の際にお渡しする乾燥ケースで保存してもらうことをお願いしています。また、人の聞こえは日々変化していますので、可能ならば1か月に1回、最長でも3か月に1回程度はお店までご来店頂き、聞こえの状態や補聴器の定期点検等を行いながら、よりご本人様にフィットした快適な聞こえをご提供できればと思います。

 

■日本補聴器販売店協会について

―概要を。

柞木 日本補聴器販売店協会は、聞こえに関して困難を抱えている方の手助けと、満足できる聞こえの提供を理念に、全国で997店舗、宮崎県には9店舗あります。宮崎県支部としての活動は、毎年耳の日(3月3日)に合わせて行われる宮崎大学医学部耳鼻咽喉科主催の「耳の日市民講座」の際に、補聴器の相談係として参加させて頂いています。今年も来月の3日(土)当日にJAAZMホールの別館2階で開催されます。今回は普段滅多にお話を伺うことのできない宮崎大学医学部東野教授の講演会が行われます。また講演後には、耳、鼻、のど、めまいなど耳鼻咽喉科に関する様々なお悩みの相談会が行われますので、気になる方はぜひお越しください。なお参加費は無料です。

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■読者へのメッセージ

―最後に読者に向けたメッセージを一言。

柞木 聴力は歳を重ねるごとに衰えていきますので、気付かないうちにテレビの音量が大きくなっていたり、何度も聞き返したりするなど、ご本人様よりもご家族や周囲の方々が気付く場合が多々あります。そんな時はぜひ一緒に最寄りの補聴器取扱店にお越し頂き、短時間の測定でご自分の状態を認識することが出来ますので、遠慮なくご来店頂ければと思います。

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