くろき製茶 株式会社 黒木圭一郎社長

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くろき製茶.jpg銘茶「都乃城」のブランドでお馴染み 創業45年の「くろき製茶」は宮崎県内に10店舗あり、緑茶カフェ「eCHAfe」、「茶癒 SAYU」も人気を呼んでいる。インターネット通販も好調で、メタボ対策で人気の「お茶天ゼリーダイエット」は全国的にも大ヒット。新商品のフェースパック「茶衣」(ちゃぎん)も好調でお茶の素材を活かした商品づくりが話題になっている。焙煎したてのおいしいお茶を普及させたいと意欲を語る「くろき製茶」の黒木社長にお話を伺った。

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今年もおいしい新茶ができたようで「くろき製茶」の顔とも言える「都乃城」も人気のようですが、最近はティーバッグを購入される方も増えているようですね。

 

ティーバッグのお茶は、最初は若い人からもっとお茶を飲んで頂けるようにと商品開発したんですが、予想に反して実際買いに来られるのは中高年の方が多いです。茶ガラが出ないのでとても便利だとすっかり人気が定着しました。

 

6年前に開設の通信販売サイト「e茶ドットコム」も好調のようで、お茶はもちろんのことお茶の素材を基本とした商品が多数あり見ているだけでも楽しくなりますが、今話題となっているメタボリック対策にもぴったりの「お茶天ゼリーダイエット」はかなりのヒット商品になっているようですね。

 

 おかげさまで「お茶天ゼリーダイエット」は楽天市場の部門別で販売数1位を獲得し、すでに20万本を完売しました。自家焙煎した粉末緑茶を100%使用し、海藻を主な原料とする植物性ゼリーを使用。脂肪対策にイノシトール・フィチンを配合したロングヒットとなっています。

 

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フェイスパック「茶衣」(ちゃぎん)も肌がしっとりしてお化粧ののりがよくなると人気を集めていますね

 

 「茶衣」は緑茶粉末と玄米から抽出した「フィチン」など天然食品素材が原料になっているので食べても安心なほどです。お湯に溶かしてパックしますが、パックした後は入浴剤にも使えるし、石鹸と混ぜても肌がしっとりしてきます。夜パックして朝起きた時の肌のもっちり感を是非体験して頂きたいですね。

 

ストレスの多い社会なので、眠れない方やリラックスしたいという方への新商品も話題になっていますが

 

 「リラックス・テアニンクッキー」は、心と身体に作用する緑茶の中のアミノ酸「テアニン」を抽出した新商品で、一枚のクッキーの中に「テアニン」250ミリグラムを配合しており、不眠の方などから注目を集めているクッキーです。自然食品だから安全でおいしく、朝の目覚めまで良くなったと楽天市場でも人気です。

 

店舗展開と比べたネット通販の利点とはどんなところにありますか?

 

 新商品を作る場合に、私共の考えとお客様のニーズがマッチしているか、店舗では相当長い間調査しないと新商品の開発に踏み切れない。ネットだとまずは少量テスト品を作り、マーケットリサーチがし易いので、お客様の反応を見ながら製品化に向けた動きができます。またネットだと30代ぐらいの若い年齢層からの反応も多く、新しい顧客を開発できます。それに24時間稼動できるのも魅力ですね。

 

時代を意識した新商品の開発は黒木社長が自ら考案し製品化しているということですが

 

 20代の頃から科学的な事や栄養分子学などサイエンス的なことが好きで日頃から見たり聞いたりしていました。その中で、本業にもどこか活かせないかという視点はいつも持っています。土壌改良や素材の中に含まれる成分などに興味がありますね。

 新商品の開発などはそのタイミングというかピンときたらすぐ試します。思い立ったらすぐ行なうという性分で、自分で何回も試行錯誤しながら商品を作っていきます。

 

これからの新しい取り組みとしてお茶を畜産業界などにも積極的に活用できないか開発中だとか

 

 たとえばお茶から抽出した「カテキン」の成分を豚に与えるというものです。豚肉特有のにおいを消し、脂肪をうまく代謝してくれる商品を開発中です。肉の脂身が少なくなるので豚肉がよりおいしくなります。またお茶の成分の「カテキン」には殺菌力があるので、良い乳酸菌などはそのままに、ウィルスや「0157」、食中毒などにも効果があると考えています。養鶏場などの飲み水に「カテキン」を取り入れると、心配されている鳥インフルエンザの対策にもなるのではないかと、お茶の成分をペット業界などにもっと活用できないか考案中です。

 

次から次へとこれからの展望がおありのようですが

 

 一言で言えばお茶の葉をもっと普及させたいですね。その為に全国に「まちの小さなお茶屋さん」という会員制にしたようなサークルを作りたいです。お茶は焙煎したてが一番おいしいし、香りがぜんぜん違うわけです。それを体感して頂いてもっとお茶の普及に努めたいです。

 

 今、小さな和紙で焙煎する和紙焙煎機を開発していますが、これを無料貸付し、その方の自宅をちょっと開放して頂いて、近所の人達や子供たちを集め、炒りたてのお茶を振る舞いながら交流する人、いわゆるお茶のマイスターになる人を育てたいです。一杯のおいしいお茶を通して会話が始まりコミュニティーができる、その繋がりを提案しています。たとえば会社をリタイアされて何か社会貢献がしたいと考えている方などを対象に。

 

 その「小さなお茶屋さん」と連動して、今思案中ですが、小さいお茶の店舗の組み立てキットを作り、全国にチェーン化してみたいですね。平面があればどこでも焙煎できる移動店舗のようなものを作りたい。そこでティーバッグのまま焙煎し、釜に入れ、お客様には焙煎したてのお茶を飲んでもらい、お茶の味見をして頂きながら、お茶のばら売りをするという店舗スタイルを提案していきたいですね。

 

 諸県地方には、「茶いっぺ」という昔から親しまれてきた方言があります。どんなに忙しくてもお茶の一杯ぐらい飲んで心に余裕をもって物事に取り組まないとケガしますよ」といった意味がこめられています。そんな生活の中に5分のお茶を入れるゆとりの時間を提案していきたいです。

 

 ペットボトルのお茶ができて約10年が経過し、若い世代にも本格的なお茶を飲んでみたいという人も増えてきています。そんな人達にも是非入れたてのおいしいお茶を飲んで頂きお茶をもっと身近なものに感じてもらいたいです。

 

*黒木圭一郎社長* 新商品の開発やお客様とのやり取りなど、忙しい毎日の中で、ふらっと自然の中に身を寄せ、景色など写真を撮るのが趣味。またバッグにも必ず本は2、3冊入っているというほど読書好き。最近では体力づくりに目覚め、都城の工場にも、腹筋のマシンが置いてある。このせいか心まで最近穏やかになってきたとか。

 人気のフェースパック「茶衣」(ちゃぎん)を考案されてから、自らも毎日このフェースパックを欠かさないということもあるのか、とてもお若い。

 いつも好奇心旺盛でアイデアマン。一緒にお話しているとこちらまで元気になれるパワー溢れる社長だ。

 

 

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