宮崎市生涯学習課 西田たみ子課長

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宮崎市生涯学習課.jpg宮崎商業高校北側の宮崎市祇園1丁目に「宮崎西地区交流センター」が建設され、4月1日の本格的な始動に向けて現在、着々と準備が進められている。従来の公民館機能に児童センターの機能を複合させた交流センターで、地域づくりの拠点として期待が高まっている。宮崎市生涯学習課の西田たみ子課長にお話を伺った。

 

「地域づくりの拠点施設として」

 

現在宮崎市には、26の公民館や交流センター等があり、私達の生活の中にある身近な市民活動の拠点の場として多くの人達に利用されている。最近増えつつあるのが今回建設されたような「交流センター」。従来の公民館機能に加えて、子どもを対象にしたスペースがあり、児童厚生員も二人配属になる。また、高齢者ふれあい室を整備したセンターもあり、スタッフも5人体制で運営されていく。

 

この春オープンする「宮崎西地区交流センター」は瀬頭にあった小戸公民館が古くなって建て替えられることになったのを機に、新たに場所も変更して建設されたもので、約4300平方メートルの敷地に、延べ床面積約1600平方メートルの施設で、デザイン的にも優れた鉄筋コンクリート一部鉄骨平屋建ての広々とした明るい雰囲気の施設だ。

 

宮崎西地区交流センター.jpgキッズコーナーと一般コーナーに分かれる図書室や、多目的ホール、遊戯室、料理実習室、学習室などがあり、駐車場は45台を収容する。従来の公民館機能に児童センター等の機能を複合させた施設となっている。

 

細かい気配りとしては、料理実習室には高さを上下に調整できる昇降式調理台も設置され、車椅子の方も使用できるIH調理台になっている。ベビーケアーとしては、おしめ交換のベッドも設置されている。また駐車場の標識に、障がい者の方と同様に妊産婦のマークを入れ、妊産婦専用のスペースも整備され、妊娠中のお母さんや子ども連れの方にも利用しやすいように工夫されている。

 

今回初めての取り組みとしては、交流センター内の事務室に中央西地域自治区の地域協議会事務局と中央西地区社会福祉協議会事務局も一緒に設置される。また、地域団体等が会議等で活用できる会議室も設置され、地域の連携強化・課題の解決を図れる拠点施設になることを目指している。

「住民主体のまちづくりの活性化になるように。また、地域交流や地域活動の活性化の為に、子どもからお年寄りまで、いろんな世代の住民に活用してもらいたい。たとえば、この交流センターで学んだ人が自主グループを作り、ここで学びながら、この地域の活動やボランティアなどの活動をし、活躍してもらう。この交流センターがそんな拠点になれば」と目を輝かせる西田課長。

 

 

「放課後子ども教室へ期待」

 

これから色々な取り組みが行われる予定だが、中でも特に期待されているのが「放課後子ども教室」。これは地域住民が中心となって子ども達に放課後の居場所を作ろうというものだ。

最近は共働き世帯が増え、子ども達が放課後、家に帰っても一人で過ごすという家庭も増えたことから、学校を開放して子ども達の居場所にしてほしいという意見も多い。すでに児童クラブなど色々な取り組みも行われているが、雇用の形態も人それぞれ違うことから児童クラブの需要に対して供給が追いつかないのが現状。それに加えて、世の中の治安も悪くなり、子どもを持ちながら、働く親にとって心配は増えるばかりだ。また、少子化の影響で、学校から帰っても友達が近所にいないというケースもあり、子どもの孤立や非行を心配する親も増えている。そういった「子ども達に居場所を」という声を受けて期待される「放課後子ども教室」。子ども達にとっても、また保護者にとってもこの活動は心強い存在になりそうだ。

「放課後子ども教室」では、安全管理員が子どもたちの活動を見守る役割はもちろんのこと、学習活動をしたり、イベントなどを通して、高齢者など色々な世代間の交流を深めていく目的で、多世代交流事業も考えられている。孤独になりがちな高齢者にとっても子ども達とのふれあいが期待されている。この教室の他にも子ども会や、PTA活動も一緒にした柔軟な取り組みが期待されている。

 

住民活動の交流の場として

 

公民館や交流センターはその地域住民の利用が中心であるが、公民館講座などは地域を越えて受講することができ、誰でも気軽に利用できる。春には前期の公民館講座が新たに始まり、分野やテーマに分けて、生涯学習の様々なプログラムが揃っている。春から新しいことにチャレンジしたい方など積極的な利用を呼びかけている。

 

今回オープンする「宮崎西地区交流センター」も宮崎市のほぼ中心部にある便利な土地柄、地域住民だけでなく、早くも遠方の方の利用予約や問い合わせも多いとのこと。

地域住民の生涯学習の推進のため、自主グループ活動を支援しており、一定の条件を満たせばグループ登録をすることができる。登録後は、月2回、公民館等施設の使用料が減免され活動ができる。

 

また、隣接地には、スケートボードやBMX(モトクロス用自転車)などができるストリートスポーツ専用パークも整備され、駐車場も100台を収容する予定で、暖かくなる春には多くのストリートスポーツ愛好者やギャラリーが訪れる、若者を中心とした新たな注目スポットになるだろう。

 

「全面的な運用はこの春からだが、すでに『宮崎西地区交流センター』の施設はでき、開放しているので是非見にきて欲しい。住民活動の交流の場として、また、生涯学習の推進及び地域コミュニティ活動の拠点施設として、多世代にわたる多くの方々が集い、活動し、親しんでいただける施設となるよう努めてまいります」と明るい笑顔で答えてくださった。

 

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