学校法人 宮崎学園 大坪久泰理事長

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受験シーズン真っ只中。女子短の愛称で親しまれてきた「宮崎女子短期大学」も今年の春から男女共学になり、「宮崎学園短期大学」に校名が変わる。また「宮崎」は英語教育がしっかりしている大学としての評価が高く、安定した人気を保っている。宮崎学園の理事長で、宮崎国際大学の学長も兼務し、工学博士として研究者としての側面も持つ大坪理事長にお話を伺った。

図書館.jpg「学校法人 宮崎学園」は「宮崎国際大学」、「宮崎女子短期大学」、「宮崎学園高等学校」、「宮崎学園図書館」、「附属みどり幼稚園」、「附属清武みどり幼稚園」を傘下に多くの卒業生を輩出し、現在も県内外から多くの学生が学んでいる。

 

この春から「宮崎女子短期大学」から

「宮崎学園短期大学」に

 

昭和40年の創立以来40余年の歴史を歩み続けてきた「宮崎女子短期大学」が今年から男女共学の短期大学として、校名も「宮崎学園短期大学」に変わる。共学になるのは、少子化の影響を受けての対応でもあるが、もう一つの理由には男性の保育士や幼稚園教諭のニーズの高まりにある。女性の保育士が多い職場の中で、男性の保育士は子供にとっても魅力的な存在。体力もいる仕事なので、男性保育士のニーズも高まりつつある。現在の男女共同参画社会を受けての自然な流れだ。

また保育士、幼稚園教諭は他の業種に比べ、新規採用が多いこともあり、学生にとっても人気の職業。男子学生にとっても安定した雇用は魅力的だ。特に保育士と幼稚園教諭の資格を取得できる保育科は人気の学科、今後男子学生も増えてくることが予想される。「宮崎学園短期大学」は男女共学の短期大学として、地域に貢献できる人材の育成に新たな一歩を歩み始めた。

 

英語でリベラルアーツを学ぶ「宮崎国際大学」

 

清武町にキャンパスを持つ「宮崎国際大学」は英語を使って国際的教育環境でリベラルアーツ教育を行う大学として全国的にも高く評価され人気が高い。

外国人教員の割合は全教員の80%を超え、日本一を誇る。教師の国籍はアメリカが一番多く、イギリス、オーストラリア、タイ、インド、カナダ、エチオピア、韓国と色々な国の文化的な背景を持った優秀な教授陣が揃っている。また教員一人あたりの学生数が10名と、小規模大学特有の環境を活かした理想的な空間だ。

「宮崎国際大学」が重視している「リベラルアーツ」とは、人文学、社会科学を中心にした教養学のこと。社会に生きる市民の良識、いわば基礎体力。人間としての資質を高めるための教育を行う。なかでも語学はすべての基礎であるという考え方により、全ての授業は英語で行っている。入学すると英語漬けになるので、学生は宿題など調べ物などの為にかなりの時間を要するが、四年間で英語力を飛躍的に進歩させることができる。一方で、「日本語表現」を必修科目にし、実用的な日本語表現力も鍛える。

宮崎国際大学には国際教養学部比較文化学科があり、「比較文化学」では異文化を学ぶのではなく、多様な文化的背景の中で学生が考える訓練をする。たとえば、地球温暖化について議論する場合、アメリカ人にはアメリカ人の文化的な考え方、私たち日本人には日本的な考え方があるわけで、それぞれが色々な意見をぶつけあってテーマについての探求を行っていく。

教育方針は「クリティカルシンキング」。批判ではなく、与えられた情報をうのみにしないで、複数の視点から注意深く、論理的に分析するということ。色々な角度から物事を判断する訓練をしていく。

実際の授業では学生が主体になって教師の指導で学習を行う。学生は与えられた課題についてグループで調べ、研究発表をし、議論をする。講義を聞いてノートをとって知識を深めるという従来の方法はとっていない。

20名程度の少人数ゼミ形式の授業で、学生と教員間のコミュニケーションも良好なようだ。「英語が流暢でなくてもいい。相手が言うことを理解して、話しをし、世界の人達と堂々と渉り合える、議論のできる人材を育てたい。特定の専門に拘束されない高等教育が知的な体力を備えた人材を育成する」。

「教育面で言えば、アメリカにも色々問題はあるが、アメリカの良いところは、『リベラルアーツ』(教養学)を学ぶカレッジがたくさんあること。日本では世の中の風潮が実用主義で、目の前の功利的なこと、たとえば免許や資格が取れることに目が向きがち。これもとても大事なことではあるが、目先の役立つことばかり考えてきたことにも、今の日本経済の衰退の原因があるのではないか。本当に必要だったのは教養学だったのでは」と力説される。

 

「宮崎国際大学」では洋書専門のフロアーを持つ図書館や、コンピュータ施設(CCR)も充実し、安心して学習に取り組める。また、2年次後期に16週間の海外研修が必修になっており、英語圏5カ国19の大学と提携している。学生たちは緊張感に満ちた、自信に溢れた顔で帰国する。語学力はもとより、知識や人生を見る目も深くなって帰るようだ。

また「宮崎国際大学」は、"就職に強い大学"として全国的にも評価が高い。語学を活かした職業に就く学生も多い。また深い教養と高い語学力を生かして、さらに専門分野を研究しようと日本はもとより、世界の大学院へ進学していく学生も多い。

 

「今、世の中では考えられないような問題がたくさん起こっている。倫理的な問題は特にそうである。世の中をどうしたらよくできるか、平和、環境、エネルギー、人口等々の議題に長期的な展望をもって問題解決に挑戦する真の国際人の養成にこれからも努めていきたい」と穏やかな口調の中にも熱く語っていただきました。

 

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