なかよし保育園 園 長 玉村 キクエ さん

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少子化に伴い、保育園や幼稚園にとっては依然として厳しい状況が続いている。こうしたなか、社会福祉法人協和福祉会なかよし保育園(えびの市=玉村キクエ園長)では、様々な工夫を凝らしながら独自色を出して、多様化するニーズに対応できるように保育内容を充実させている。 今回は、家庭と園と地域とが連携を図りながら、地域社会に開かれた保育園を目指している同園を紹介する。
―まず、なかよし保育園の簡単なご紹介を。

玉村 本園は昭和55年に開園し、現在は23名の職員が0歳から6歳までの園児80名の保育にあたっております。保育時間は月曜日から土曜日の午前7時から午後7時までで、保護者のご都合などに応じて特別保育(延長保育や休日保育、一時保育)も行っています。

地域に開かれた保育園を目指す

玉村 「地域に開かれた保育園」を目指している本園は、高齢者との交流をはじめ、市のイベントに積極的に参加しています。また園内では年間を通して様々な行事があります。

食育に力を入れる

―園の特徴についてご紹介ください。
玉村 子どもの発達過程をふまえ、乳幼児期にふさわしい体験が得られるように遊びなどを通して総合的な保育を行っています。
特に食育には力を入れているのも本園の特徴の一つですが、なかでも月に1回は園児に給食のメニューを決めてもらい、それを園児が作る(年長組と年中組の園児が中心で、年少組の園児も、材料洗いや、じゃがいもの皮むきなど自分のできる限りのことをこなす)「会食」を行っています。包丁や火を使いながら日頃出来ない体験を通して、自分より年下の子への思いやりを育てることで責任感が生まれ、また皆で協力しながら一つの事に一生懸命取り組むことの大切さを体得してもらうことが目的です。
また安全面、衛生面、栄養面などにも気を配り、パン(小麦粉)は自然食品の国産小麦を使用して園で手作りしたものを供給し、野菜や米、お茶、調味料、おやつ(お菓子)などは園で栽培したものや農家から直接取り寄せることをはじめ、自然食品の業者のものを使用して「赤(主菜)」「きいろ(主食)」「みどり(副菜)」の3つの栄養がバランスよく摂取できるように心がけています。
このほか、園児に「生命の循環」を知ってもらうことを目的に、自家製大豆からの味噌づくりや、芋うえ・芋ほり、また梅作りは、しその葉をちぎることから行うなど、その一通りの流れを体験する機会をつくっています。
お店に行けばある程度のものが揃う時代に、自分で作ることの大切さや、それらを発想して自分たちで作っていく"創造力"を培うことも大きな狙いです。


新園舎を建設

玉村 この度、日本自転車振興会様の補助金など多くの方々のご協力をいただき本館を新築いたしました。この場をお借りして関係各位をはじめ皆様方に深く御礼申し上げます。 新園舎は、バリアフリーに対応していることはもちろん、ユニバーサルデザインを採用したほか、職員室から全ての保育室や給食室が見渡せるように園舎の中心部に職員室を配し、その周りを保育室で囲むという珍しい設計にいたしました。(面談室だけは一室別に設けている)入居して3ヶ月になりますが、これまで以上に、園児や職員、また保護者を近くに感じることができ、新鮮な気持ちで次の目標に向かって取り組んでいるところです。


個性を尊重して自立できる基礎作りの場に

―今後の抱負などを。
玉村 保育園は、乳幼児が生涯にわたる人間形成の基礎を培う極めて重要な時期にその大半を過ごすところです。園児が良い成長に向かい充実した意義のある楽しい園生活を送るためにも、家庭や地域社会との連携を密にして家庭生活の補完を行い、健康・安全で情緒の安定した生活が送れる環境を用意して、一人ひとりの個性を十分に発揮しながら活動する事により健全な心身の発達を図るように努めていきます。
今後とも職員一同が一貫性を持って日々の保育に取り組んでまいりますので、保護者をはじめ、皆様方のご協力をお願い申し上げます。


■お問い合わせ先
社会福祉法人協和福祉会 なかよし保育園
えびの市大字向江古川98番地
TEL・FAX (0984)37-2063 <定員60名>

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