七田チャイルドアカデミー宮崎 南宮崎教室代表 椨木 厚子さん

右脳教育の第一人者、「七田 真」の子育て教育法、「七田チャイルドアカデミー」の幼児教室は、全国450の教室を展開し、8万人弱の生徒を持ち、熱心な「七田ファン」も多い。心の発達を一番大切に考え、子供本来の「遊び」の要素をふんだんに取り入れたオリジナルプログラムを使って、無理なく、楽しみながら育てていく事を目的としています。宮崎教室にも140名、南宮崎教室に30名の子供たちが学んでいる。

 「七田式」の基本的な考え方とは
 
 人間は、小さければ、小さいほど、極限は胎児、すばらしい能力を持っている、その力は無限大であるとい考え方。考える力、感じる力など、トータル的に考えても、小さい時のほうが、吸収力があり、学ぶ力、記憶力もあり、脳細胞も飛躍的に成長していく。理解力、脳の成長など、人間の一生を考えると、ほぼ6歳までが黄金期。その時期をないがしろにしないで、あらゆる方面からの刺激を子供に入れて育てましょうというものです。幼児教育、イコール、英才教育と思われがちですが、学習だけでなく、心の成長、躾も重視しています。
 
 「七田式」は左右の脳の働きに注目していますね。
 
 大人になると「左脳」有利になるんですが、「左脳」には、表現力、作文力、言葉を媒介する力があり論理的に思考分析する能力があります。「右脳」は、イメージ脳と言われていて、感性、感覚、ひらめき、直感などを統括している脳です。「七田式」は「右脳」の能力を最大限に引き出す事で、才能をいかんなく発揮できるようにしますが、「左脳」、「右脳」、その両方のバランスが大切です。
 
 「七田」には、0才から6才までの「幼児コース」、小学生コースなどを中心に、色々なコースがありますね。
 
 月齢に合わせた細かなコースがありますが、最近、「英語コース」の人気も高いですね。全国的な調査で、幼児の習い事のトップはスイミング、そして2位が英語というくらい、英語は人気ですが、「七田」では、高速でスピードを持って大量に入れることを徹底させ、かなりの効果を得ています。
 「障害児コース」もその子供の特性に合わせてレッスンを行っています。お母さんの中には、悩んだり、こもったり、自分の子供を諦めて、絶望感を持って教室に来る人もいる。そこをどうお母さんが変わっていくかが大事ですね。親が子供を信じ、プラスな気持ちに変われば子供も変わる。親が愛を伝えれば、子供は愛を伝えるものです
 「胎教コース」は、七田の理論をわかってもらい、子供とお母さんがいかにイメージ力を使ってコミュニケーションするかを学びます。また出産法や妊娠中の食生活などもアドバイスします。
 
 この「胎教コース」に参加して、実際、不思議な体験をした人もいるようですね。
 
 逆子で、自然分娩が難しく、帝王切開と言われていたのが、通常分娩をイメージして、「戻ろうね」と胎児に呼びかけ続けていったところ、手術の2日前に無事、逆子が直り、自然分娩で誕生した話や、出張で分娩に立ち会えそうもない父親のために、「お父さんがいる時に生まれきてね、この日に生まれてきて」とイメージし続けたらそのようになったとか。
 
 幼児教育に目覚めたきっかけは
 
 音楽大学を出て、音楽の教師として、中学校に12年間勤務しました。その中で、結婚して、上の娘が授かったとき、たまたま書店に行って、ぱっと目についた本で、その当時の幼児教育の実態を知り、興味を持ち始めたんです。その当時、宮崎には、幼児教育の教室がなく、東京に住んでいた姉から「七田式」の人気を知り、その理論に魅了され、教員を辞めて幼児教育の世界に。
 
 思い切った決断ですね。
 
 まずは、周りに反対されましたよ。(笑)今でこそ、書店に「右脳」とか「脳革命」、「大人の右脳ドリル」、「速聴」、「速読」、「音読」など、コーナーまであるけれど、その当時、15年程前は、右脳教育なんて言葉もなく、「なに考えているの?」と心配されたものです。
 
 幼児教育への思いは、自らの教師の体験にもよるとか
 
 赴任した中で、2つの学校が荒れていて生徒指導が大変だったんです。子供たちを見る中で、あの子たちに責任はないと思った。理由は、家庭、親が悪いと。勉強もわからないので、自己表現する方法がない。できない子供達が50分教室に座って、わからない授業を聞くのはたまらない、その時に自分をピーアールする方法として悪い行動に出たりする。しかし、そういう子達と話をすると、みんな寂しさ、悩み、どうしようもないものを持っているんですね。しかし、中学生、高校生になってからでは大変なんです。
 子供が小さい時に、一番基本的な幼児の時期が、人間確立の基本の大事な時ではないかと。世の中を良くしていくには人だと思うんです。その為には、教育は欠かせない。教育がおざなりになると、だめなんですよね。国って潰れていくっていうか。人づくりの原点は、教育。教育の原点が幼児期。その時期をしっかり確立していれば、心も曲がらずにまっすぐに中学、高校と自分の生きる目的を持って、生きていけるのではないかと。
 
 ー子育ては親育てー
 
 そのためには親の姿勢も大切ですね。
 
 子供との向き合い方や、躾など保護者からの子育ての相談が多いんですが、今の親は、時代の流れと共に、親自身も我慢する心や厳しい躾を受けてない世代なんです。親が変わらないと、子供は変わらない。子供を変えようとしても無理なんです。親も子供を育てながら、成長する。子供を通して色々教えられる、つまり人間として成長していくわけです。
 そして、我が子を育てる方針が一本ないといけないと思いますね。今の親は、熱心で、学歴もあり、あらゆる情報がある分、教育に対して病んでいる人もいる。どういう子供に育ってもらいたいという、一本柱がないといけない。子育てが揺らぐと、子供に一番良くない。まずは、環境作りだと思うんですね。こうして育てたい。そしてそういうふうに我が子を育てるには、どういう環境作りをしていくか。子供にとって良い環境を作る努力をね。

 子供との向き合い方も重要ですね。

 スポーツだけが根性が付くものではないですよね。勉強をしていくためには苦しみ、忍耐、苦労があるわけです。自分の夢を実現するためには、目的があるといい。ただ親に言われてやらされているという感覚では駄目。
 まだまだ「七田っ子」というか、「七田」を経験して、頭だけではなくて、世の中に貢献できる子供達がたくさん育てられたらいいですね。自分の人生をどう生きていくか? 自分を生かし、どう貢献し、世の中に与えていくか。そこがしっかりしている子は伸びてますね。
 親には、子供が大きくなればなるほど、たくさん、話をしなさいと言っています。押し付けではだめ。子供の話にしっかり耳を傾けるといい。子供のいいなりになるのではないけれど。子供からのメッセージを大事にして。
 

プロフィール:1959年、昭和34年生まれ。宮崎県、木城町出身。宮崎女子高校、現在の宮崎学園、音楽科を卒業後、国立音楽大学、声楽学科を卒業し、宮崎県の中学校教諭に。  平成4年、七田チャイルドアカデミー宮崎教室、設立。平成18年、宮崎南教室開校。ストレス解消は歌。発表会、コンサートもこなし、合唱団活動も定期的に。

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