PLEJOUR (株) 代表取締役社長 鳥丸 三枝子さん

宮崎市、江平五差路の交差点から西に入る通りの一角に立つ「PLEJOURビル」一階にある「PLEJOUR」は、宮崎ではなかなか実際に見ることのできない、高品質で人気のドイツの「ミーレ」、「ガゲナウ」、フランスの「ロジェール」、イタリアの「アレッシィ」などの輸入デザイン家電とキッチンアイテムが並ぶショールームを持ち、販売からアフターケアまで、自信を持ってお客様をトータルにサポートしている。
毎日使うものだからこそ、
常により良いものを

 ローズマリーの香りと軽快なBGMが流れる明るい、おしゃれな店内は、鳥丸代表との会話を楽しみにしている常連のお客も多く、週末などは特に、県内だけでなく県外からも、幅広い年齢層のお客で賑わう。
 「PLEJOUR」(プレジュール)とは、「プレジャー」と「ジュール」を一つにした俗語で、一日を楽しく過ごしましょうという意味。

 店内には、オーナーが、自信を持ってお薦めするメーカーと商品が並ぶ。「外国製品というだけで、最初は敬遠されるお客様もいらっしゃいますが、外国の製品でも、色々な商品があります。その中でもお薦めしたい、世界の人達に愛されている機能性のすぐれたトップクラスのものを置いています。まずは、ゆっくりご自分の目でご覧頂きたいですね」。

 国産との違いを聞かれることも多いというが、耐久性で見てみると、ドイツの「ミーレ」社、「ガゲナウ」社などの製品の耐用年数は、20年を想定。「国産の家電と比べて輸入家電は、一見、高いと思われがち。実際値段だけ聞くと、国産よりも値段の張るものも多いですが、大事に長く使ってトータルで考えると、値段はそんなに変わらない」と。そこには、海外と日本の、家電や物自体に対する考え方が、根本的に大きく違うと言えそうだ。国産の家電は、消費者がより新しいものをとの傾向があり、その移り変わりも速く、商品も5年、10年といった短いスパンで考えられていることが多い。一方、海外などでは、一度、購入した商品は、大切に長く使うという消費者が多く、世代を超えて使われることも多い。

 人気の「ミーレ」社の食器洗い機の歴史は古く、1929年、ヨーロッパで最初の食器洗い器を作った。部品は製造中止後も15年間保持されるので、モデルチェンジや製造中止後も部品の交換や修理が可能なため、2世代に渡って使うファンも多い。「常により良いものを」が「ミーレ」社のコンセプト。使って楽しいもの。長く使えるものという考え方が基本。

 また、輸入家電のデザイン性に憧れを持つ人も多い。キッチン全体のカラー、素材感などをトータルにコーディネートし、インテリアとも溶け込むビルトインキッチン機器は、モダンでシンプルなデザインが多い。その為、「ミーレ」の食器洗い機、洗濯機や、ヨーロッパで最初のビルトイン機器でも知られる「ガゲナウ」の調理器などが、よく雑誌やカタログで紹介され、料理研究科の先生方が好んで使われているのを見て憧れを持つ人も多いようだ。

 「今までは、雑誌の中などで憧れの商品だったものが、県外まで行かなくても、実際に商品を見られるので、便利になり嬉しいというお客様も多い。実際ショールームに来られて、実物を見ると、家電の大きさのイメージも体感できます。これからリフォームを考えていらっしゃる方や、新築をと考えていらっしゃる方などは、特に熱心にご覧頂いています。新築やリフォームを機に、家を作るなら、これを入れたいと商品に対する具体的な、強い意欲をお持ちの方も多いですね」。

 また、心配しがちな、アフターについても細かくフォローしている。故障した場合のアフターや修理はもちろんのこと、点検などにも力を入れ、お客様が安心して購入できるよう配慮している。

 「キッチンは家庭の中心、家族とのコミュニケーションの場でもある大事な空間。毎日使うものだからこそ、良いものに囲まれて楽しい生活が送れるといいですね」。

 
お客様は自分の鏡



 この業界に入るきっかけはずばりその製品への惚れ込みから。お兄さんが経営されていた会社が、輸入家電も扱っており、その会社に勤務している時に、輸入家電の良さを知った。購入してから24年経った今でも、最初に買った食器洗い機は故障知らず。今では娘さんも愛用している。その他「ミーレ」の掃除機など色々な商品も実際に使ってみて、日本製とはまたひと味違う機能性と耐久性に魅せられた。そして、ご主人の定年退職を機に、二人で輸入家電のショールームを本格的にやってみようかということに。「まず自分が使ってみて安心した製品だから、これならお客様にも信頼してもらえると思ったんです。安心、安全が一番ですから」。

 会社を設立したのは、55歳の時。このチャレンジに回りからは「大丈夫?」と色々な心配などもあった。「でもこのメーカーの製品なら、大丈夫。私にも頑張れる。と思ったんです」。そして、平成18年、念願のショールームをオープンさせた。マネージャーであるご主人と、「これからの人生に二人で、何か残してみたくなったんです。振り返ったとき、ああ、良かったね。ということが一つでも多いように」。

 オープンして、一年半が経ち、今では、馴染みのお客様も増えた。「このショールームには、わざわざこないといけない独立した離れた空間。そのお客様の気持ちを思うと、いつも自分の家におもてなしをする気持ちでお客様には接しています。

 ただ大きなショッピングモールで自分の好きなものを見て買うのとは違う、ゆっくりとした時間でのゆとりを心掛けています。ゆっくりした場所で、ゆっくり話をし、要望を聞いてもらえることでお客様は、安心されるのではないでしょうか。本当にお客様に必要なものは何だろう、何を望んで、どうしたら喜んで頂けるかと、常にお客様の話しに耳を傾けて、そして提案しています。できるだけお客様のイメージどおりになるように。また色々な角度から、お客様の要望にも対応できるように、特にアフター面を重視しています。機械的、事務的にはものを売りたくないですね」。ときっぱり。「人として大切な気持ちが通じるような仕事をしたい。お客様は自分の鏡、自分があくせくしているとお客様にも伝わる。にこやかに、心を落ち着けて接していけば、必ずお客様にも伝わります。お客様と話すことも幸せを感じる瞬間。大事にしたいですね。今のこの年齢だからこそ楽しめる」。と笑顔で話してくれた。


プロフィール:昭和26年生まれ。56歳。宮崎県、国富町出身。宮崎交通に3年間勤務後、天体が大好きということで、宮交シティーの「宇宙ミュージアム」に四年間勤務。昭和52年に結婚、専業主婦を経て、お兄さんの経営する「Lipsインテリアデザインルーム」に勤務。平成18年の5月に「PLEJOUR」設立。三人の子供達の母でもある。




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