日南市天福運動公園整備事業 屋内投球練習場完成
現在、本市では「ふるさとの香りただよう元気な都市(まち)」を都市像として掲げ、安全で快適なまちづくりを目指しながら、住環境基盤の整備や防災・救急体制の確立、環境対策など積極的に取り組んでいるところです。
こうしたなか、プロ野球・広島東洋カープのキャンプをはじめ、市民のスポーツ振興の拠点施設としても象徴的な天福運動公園に屋内投球練習場が、このたび完成いたしました。これもひとえに関係各位のご支援並びに市民の皆様のご理解・ご協力の賜物と深く感謝申し上げます。
今後とも、市民の健康保持や体力増進、また相互の交流により連帯感を深めていただくことはもとより、新たな観光資源という観点からも、社会人・大学などのキャンプの増加を目指し、幅広いニーズに対応できるように、効率よく的確に事業を進めてまいりたいと思います。
―市民の期待を集めて、天福運動公園(天福球場)や日南総合運動公園の整備拡充を進められている日南市ですが、特に天福運動公園の整備は最終段階を迎えているようですね。
田村 春・秋と本市でキャンプを張る、広島東洋カープの練習施設としても親しまれている天福運動公園は、昭和40年に供用開始され、市民をはじめ多くの人々に利用されていますが、半世紀近くが経過したこともあり全体的に老朽化が進んでいることや、ここにきて利便性の悪さも顕著になるなど、多様化する利用者のニーズに対応できていないという声もあり、整備事業に着手いたしました。本事業は野球場の改修を中心に、駐車場や周辺道路の整備、日南総合運動公園の整備など他事業と一体となって総合的に進めております。
―屋内投球練習場が完成しましたが、特徴などを教えてください。
田村 この度、完成しました屋内投球練習場は、設計に関しては、県の木材技術利用センターの多大なるご協力をいただきました。施設概要は下部鉄筋コンクリート・上部鉄骨+木材の混構造の延べ床面積988平方㍍で、使用者に「視覚的な安らぎを感じていただく」ことをコンセプトに、本市の基幹産業の一つでもある林業の活性化という点などから、約400年以上の伝統を誇る飫肥杉をふんだんに使用しました。地場の優れた飫肥杉を使うことで、供給の簡素化などの面から徹底したコスト縮減を実現できましたし、杉と鋼材を組み合わせたハイブリット工法を採用したことも今回の大きな特徴です。
すでに今月26日から始まった、広島東洋カープの秋季キャンプでは連日選手が汗を流すなど活気にあふれています。
―ハード面における質問が多くなりましたが、ソフト面なども含め、今後の抱負やビジョンなどを教えてください。
田村 本市では現在、市民の健康保持や体力増進を推進するために、多くの方が気軽に参加できる行事や各種大会を開催する、市民総スポーツ運動「トリム・イン日南」という事業を展開しています。また、スポーツ団体の活動の活性化を図るために各種大会への参加と支援を強化するとともに、優秀な人材の発掘などを積極的に推進し競技力の向上や育成にも努めています。
今後とも市民に開かれた事業を展開できるように、ソフト面、ハード面を共に充実させ、活力あるまちづくりを進めていきたいと思います。
市民の皆様をはじめ関係各位の皆様方のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

